Silver heart / saのご紹介

皆様こんにちは。
G.W.も後半となってきましたね。
先日、こんなメーカーの方がいらっしゃいました。

Silver heart / sa
Silver logo

SH1

千葉は外房の方で工房を構えている方で、代表兼制作者の林氏が一つ一つ手作りをしているメーカーです。

製品としてはレコードのシェルが主だった製品で、他にもカートリッジキーパー等も制作されています。

お持ち込み頂いたのはヘッドシェルの三機種。
HAL ¥38,500(別)
Campanella ¥55,000(別) 5月発売予定
phantom ¥68,000(別/予価) 6月発売予定

それぞれの製品をご紹介致しましょう。

HAL ¥38,500(別)
SH8SH7
軽量で使い勝手の良いシェルです。木材にはウォールナットと黒檀が使われています。
センタービスを上下させることによって、オーバーハングの調整を行います。おおよそどのようなカートリッジにも使用できます。シンプルな構造で音色に癖が少なく、多様性が高いシェルです。

Campanella ¥55,000(別) 5月発売予定
SH6SH5
より木の特性や質感が生かされているモデルです。使用木材はHALと同じようにメインがウォールナットで上部には黒檀が使用されています。このシェルの面白いところは、ボディと上部プレートの間に鳴りの空間が作られていて、木の響きが上手く生かされています。

phantom ¥68,000(別/予価) 6月発売予定
SH4SH3
DENON DL-103専用のヘッドシェルです。メインボディにはブビンガを使用し上部のプレートには黒檀が使われいます。おそらく日本で最も多くのハイエンドユーザーが使っているカートリッジDL-103、もしくはDL-103Rのみ使用可能です。見た目はオルトフォンのSPUのような形状をしています。上部プレートを外すと、リード線が見えて接続はそれほど難しいものではありません。やはりこれも木の心地よい音色が加わりDL-103が上質なものになる印象です。DL-103ファンの方は必見です。

以上が今回持ち込んで頂いたヘッドシェル3機種です。
先にも書きましたが、驚きなのは、これら一つ一つを一人の人が作っているということです。
文字の刻印等も手作業で行われ、仕上げ、塗装等の丁寧に仕上げられています。
その為、大量生産は出来ません。
一つ一つへの想いとこだわりが積み込まれた逸品を是非。

代表兼制作者の林氏はこのSilver heart / saの他に個人趣味で工作人間.comという名前でオーディオ製品の小さな模型を作っています。これが、何とも精巧で可愛らしいんです。
残念ながら商売として行うつもりはないということですが、チャンスがあれば、是非実物を見てみたいです。

工作人間.com

Dynamicaudio 5555 天野
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