TechDAS Air Force V Premium ミニレポート

TechDAS Air Force V Premium
アナログプレーヤー ¥1,300,000(アームボード一枚付属)

メーカーサイトはこちら

TechDASは輸入代理店で有名な株式会社ステラが企画・開発・製造を行なう自社ブランド製品となります。
こちらのモデルもSTEREO SOUND GRAND PRIX2020受賞製品となっております。

既に多くのモデルを発売し、リファレンスモデルのAir Force Zeroは驚愕の¥50,000,000
もちろんこのAir Force Zeroに辿り着くまでにはかなりの努力をしてきたのではないかと思います。
ステラ社会長西川氏の夢が形となったモデルがこのZeroです。
このAir Force シリーズはZeroだけではなく、I、II、III、そしてこのVになりますが、それぞれのモデルが改良を経て今現在Premiumシリーズが登場いたしました。このVに関してもオリジナルのVからPremiumに進化しております。

回転数が合うとLOCKという表示になります。
一番右のボタンがバキュームとなります。
回転数の調整は初期設定でのキャリブレーションで行います。

本体背面ですが、フロート用とバキューム用の2本のチューブと電源供給用のコネクター。
本体のアース端子も装備。

電源部は3点支持。この脚の部分にもこだわりがあります。

プラッターはアルミニウムのブラックアルマイト仕上げ
高さ調整は4か所で可能。最終的にはネジが見えないようにキャップがついております。
アームベースはアルミニウム

真ん中の部分にバキューム技術が施されております。

まず特徴としてはプラッターを浮かせる構造とレコード盤を吸着させるバキューム機能。これがTechDASの魅力となります。
本体以外に電源部が別途用意されておりますが、その電源部がコントロールしております。

VからV Premiumへの進化ですが、筐体自身アルミ板の組み立てから、アルミブロックからの削り出しになっております。
その分音の芯がしっかり出ております。
また他のAir Forceのモデルと違う点がモーターが中に組み込まれているところです。価格を抑えるといった面もありますが、コンパクトに納めることができます。ただし音質的な面、振動対策などかなり努力されたのではないかと思います。
以前のモデルを何度も試聴をしておりますが、激変と言ってよい程の進化で価格をここまで抑えたのも企業努力ではないかと思います。

さてアナログ単体の魅力を語るのは非常に難しいところがあります。CD PLAYERの場合はCDトランスポートとD/Aコンバーターが一体になり音を出してくれるのに対して、高級アナログの場合はLINNのようなブランドを除いては本体、アーム、カートリッジ、そしてフォノイコライザー。もちろん。もっと深く言えばシェル、リード線、アームケーブル。さらに言えばセッティングといった面でしょう。
アナログはセッティングで大きく変わってきます。本体の水平、アームの高さ、オーバーハング、インサイドフォース、針圧など。だからこそ。面白いといった面もあるかと思いますが、やはり追い込んだ時の音は変わってきます。
話がそれてしまいましたが、アナログ単体での比較の場合は、アーム、カートリッジを同条件にして比較をして解るのですが、11月のDYNA SELECTIONではアームブランドのGrantzに協力を得て、同じ条件で比較することができました。
その時の記事はこちら

このTechDASはしっかりとした低域の安定感とS/Nの良さになると思います。アナログに刻まれた音を色付けなく、再生させているのが感じ取れます。と言っても真面目という訳ではなく、個人的には深みと情報量をしっかり持ち合わせたクオリティの高い忠実なプレーヤーという印象を持ちました。
音の魅力もさることながら、アームを選べるということも大きな魅力です。今回の試聴はortofonのアームとDENON DL-103R、IKEDAのアームとPLATANUS2.5Sの組み合わせで試聴を行っておりますが、全く違う印象を持ちます。それだけ本体がしっかりその個性を引き出しているのだと思います。
これから始めたいというお客様はIKEDAGRANTZのアームから始めてみると良いかと思います。
アームベースに関しましては、一枚付属された定価になりますが、使用するアームによってアームボードの穴あけ位置が変わってきますので、その辺りも含めてご相談いただければ幸いです。
セッティングに関しましては、都内近郊はお伺いをさせていただきます。

皆様からのお問い合わせ心よりお待ち申し上げます。

お問い合わせはこちら

DYNAMIC AUDIO 島 健悟