CHORD Ultima 5ミニレポート

CHORD Ultimate 5  
ステレオパワーアンプ(シルバー/ブラック) ¥1,700,000

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今年のSTEREO SOUND GRAND PRIX 2000受賞製品のCHORD Ultima 5。このUltimaシリーズには
廉価モデルのUltima 6 ¥1,100,000とフラッグシップモデルのモノラルアンプのUltima 3 ¥3,800,000
がラインナップされております。

さてCHORDと言えば日本ではD/A コンバーターのイメージが強いと思いますが、このCHORDというブランドは
CHORD ELECTORONICSというのが会社名であり、代表のジョン・フランクス氏はアンプの設計者であり、スィッチング電源を早い段階で採用したブランドになります。会社の創立は1989年とブランドとしては30年少々ということになります。

輸入代理店は今もタイムロードという代理店になりますが、20年前はdCSなど業務用ブランドをメインとして輸入を行っており、このCHORDも当時スタジオ用のパワーアンプという位置づけもあり、タイムロードが取り扱いを行っておりました。
ただこのパワーアンプは改良を重ねCHORDの大ヒットモデルのDAC64時代にはSPMシリーズの人気もあり、私も良く販売させていただきました。

今回そのSPMシリーズがUltimaシリーズとしてリニューアルされました。

CHORDのアンプは非常に癖がなく、どちらかというと空気感のある穏やかなサウンドです。そしてドライブ力が本体サイズ以上に感じられるというところが魅力です。またデザイン性も個人的には気に入っております。このUltima 5は重量は21.5kgと程よい重量ですが、8Ωで300Wという高い出力を持ち合わせております。そこがスィッチング電源の良いところではありますが、このスィッチング電源には少なからずとも癖があります。今回ももちろん採用しておりますが、この癖が非常に減り、よりニュートラルに感じます。またドライブ力をやたら主張する訳ではなく、比較をすると自然なドライブ力を感じてもらえるのでないかと思います。スピーカーを生かすためのパワーアンプとしては非常に素晴らしいです。特に鳴らしにくい密閉型のスピーカーなどにはマッチするのではないかと思います。

同ブランドにはUltimaシリーズに合わせたプリアンプが今現在はなく、デモの際は他社のプリアンプを使用するが同社DACのDAVEのインターナルヴォリュームを使用することになります。ただDAVEとの直結の音もなかなか良く、音色が合わないようなプリアンプを使用するのであれば直結でも良いのではないかと思うほどです。

こちらのパワーアンプはパワーアンプとしての役割をしっかり果たす職人的なパワーアンプかもしれません。

色はブラックとシルバーが用意されております。

仕様として

DAC同様内部が見えるようなデザインとなっております。4本脚になっておりますが、スタックできるように構造になっております。

電源スィッチはフロントについており、電源オンとオフがしっかり解ります。
ここもデザインの一つになります。

スピーカーターミナルはYラグとバナナ両方使用が可能となります。
Yラグの場合は右上から入れる形となります。ケーブルによってはやりにくい場合もあります。
おそらく下にあるターミナルや電源ケーブルとの関係性ではないかと思います。

電源は20A仕様となります。電源ケーブル交換時にはお気をつけください。

皆様からの試聴のリクエスト心よりお待ち申し上げます。

DUNAMIC AUDIO 島 健悟