STAY HOME WITH NICE MUSIC ~音楽を楽しもう~VOL. 22 エソテリック 加藤 徹也 氏

VOL. 22 エソテリック株式会社取締役 開発企画本部長 加藤 徹也 氏

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今回はエソテリック製品の開発責任者の加藤氏にお願いをいたしました。
エソテリック製品は社内で定期的に勉強会を行っており、以前はよく来ていただきご説明をしてもらいました。数年前になりますが、工場見学の際に色々とご説明いただいたのもこの加藤氏になります。

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プレーヤーにUSBの入力がつき、それからネットワークプレーヤー発売とデータ再生に力をいれてきておりますが、年末発売されたN-01XD発売後色々とメールでやりとりをさせてもらいました。どちらかというとソフトウエアの問題でしたが、すぐに対応してくれたのも加藤氏ですね。

ちょっと前にはなりますが、加藤氏と営業の佐伯氏と町田氏と対談をしたこともありました。

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今のエソテリック製品をけん引している加藤氏にお願いをしたところ快く引き受けてくれました。

それではエソテリックの加藤氏のディスク紹介をご覧ください。

エソテリック株式会社 加藤 徹也 氏 セレクト

島さん、ご指名いただきありがとうございます。
エソテリック設計の加藤です。
この時期、在宅でお仕事をなさっている方が多いと思われますが、いかがお過ごしでしょうか? 私も実機を使う必要がある実験や音質評価を行う場合などを除いて、ご多分に漏れず在宅テレワークということで、自宅で過ごしています。 期間も2カ月に達しようとしていますので、かなり飽きてきましたが、自宅なので好きな音楽をヘッドホンやイヤホンではなく、スピーカーから聴きながら仕事ができる良さを満喫しております。
それでは私の最近のお気に入りのディスクを紹介させていただこうと思います。

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The Baked Potato Super Live! / Greg Mathieson Project

1枚目は、Greg Mathieson Project『The Baked Potato Super Live!』です。 1981年12月13日~15日にLAのジャズクラブの老舗 『The Baked Potato』で収録されたライブ演奏です。 参加ミュージシャンは、Greg Mathieson(key)、Steve Lukather (g)、Jeff Porcaro (ds)、Robert ‘Pops’ Popwell (b)
参加ミュージシャンを見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、そう!ギター、ドラムは、TOTOの中心メンバーなんです。 グラミー賞を獲得するTOTO Ⅳのリリース直前、まだ彼らが20代のときの演奏で、ギターのアームプレーで始まる1曲目からルカサーはTOTOのスタジオアルバムでは想像できないくらい、のびのびと弾きまくっており、そしてジェフの独特のうねりを伴ったグルーヴが最高に気持ち良いです。 そしてこの音源、一切のオーバーダビングは行われておらず、まさにライブを一発録りというやつで、演奏の緊迫感がビッシビシ伝わってきます。 また驚くことにこのライブハウス、客席50、立ち見を入れても100人くらいしか入れない小さなライブハウスでこんなハイレベルなライブが毎晩繰り広げられているアメリカのレベルって、ものすごく高いんだなぁと、ほんと脱帽です。

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Synchronicity / The Police

続いては、The Police『Synchronicity』です。 何も言う必要はないほど有名なディスクですね。 在宅勤務中に棚からCDを引っ張り出して聴いてみました。 スティングのハスキーでちょっと荒れた声や彼らが持つ音楽の多様性が魅力的で何度聴いても全く飽きずに聴くことができ、アルバム全体で本当に捨て曲がないです。 私が持っている盤は、かなり古いCDですが、これまでに数々のリマスターCDやSACD、MQA-CDなどが発売されているようです。CDとSACDは聴いたことがあるので、今度はMQA-CDにチャレンジしてみようかと思っています。 そして彼らの音楽の中でも私が気に入っているのが、ドラムのスチュアート・コープランドのプレーで、彼以外にあり得ない独自のスタイルが魅力です。ロックにレゲェ的な音楽要素をいち早く取り入れたポリスですが、その音楽の多様性の元となっている要因として彼の存在は大きなものであると思います。 CDの棚の中に彼のソロアルバムもあったので、流れで聴いてみました。

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The Rhythmatist / Stewart Copeland

Stewart Copeland『The Rhythmatist』です。 このディスクを聴いた記憶がなかったので、ワクワクしながらCDプレーヤーのPLAYボタンを押すと、部屋はまさにアフリカの草原のようになってしまいました! ライナーノーツによると、ロックのルーツを求めて、実際にアフリカへロケに出かけることから、このディスクの制作が始まったようです。 当初は2週間程度の予定で出かけたそうですが、現地で大きな刺激を受け、音楽交流に夢中となり、結果的には3カ月に及ぶ長期滞在となったとのことです。 アルバムの録音自体はザイール出身のミュージシャンとパリのスタジオで行われたようですが、現地で録音した素材を効果的に使うことで、アフリカンテイストの再現と彼特有のポリス的なサウンドが融合したような仕上がりになっています。音楽だけで部屋の情景がこんなに変わったような気持ちにさせてくれるとは…、ESOTERICの試聴室でも聴いてみたい1枚を見つけました。

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Essentials / Karen Souza

最後はちょっと毛色を変えて、Karen Souza『Essentials』です。アルゼンチン出身のシンガーのカレンが、セクシーな声(スモーキーな声と表現されている方もいらっしゃいました)で80’sのロック、ポップソングをJazzっぽく歌ってくれています。 紹介させていただいたポリス「Every Breath You Take」からマイケル・ジャクソン「Billie Jean」、カルチャー・クラブまで、私のような年代の人間にはストライクゾーンど真ん中な選曲です。そして各楽曲がゴリゴリのJazzじゃないところがポイントで、とても聴きやすく、すごく良い雰囲気を作り出してくれます。 私は在宅勤務で、畳の和室を使っているのですが、彼女の歌をBGMに仕事をしていると、ホテルのバーとかラウンジにいるような錯覚に陥ることも(笑) このアルバム、どの曲も耳なじみのある曲ばかりですが、中でも「New Year’s Day」がU2っぽさをちょうどよく残しつつ、Jazzに仕立てられています。

加藤氏コメント

こんな事態になるなんて、生まれてから想像もしていませんでしたが、改めて音楽とオーディオの素晴らしさを感じているような気がします。 オーディオファンならではのSTAY HOME ができればと思います。

島コメント

この度はご協力ありがとうございました。
エソテリックさんはここ数年デジタルだけではなく、アンプも非常に人気ですが、その裏には加藤さんの努力があるということがひしひしと伝わってきます。ここ最近ではやはりディスクリートDACですね。今後ストリーミングなど音楽の楽しみ方も多様化してくると思います。
是非国内メーカーを代表してデジタル分野を引っ張ってください。期待しております。
もちろんアナログ分野もですが!!

これからも何卒よろしくお願いします。

DYNAMIC AUDIO 5555 島 健悟

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