STAY HOME WITH NICE MUSIC ~音楽を楽しもう~VOL. 21 テクニクス 井谷 哲也 氏

VOL. 21 テクニクス CTO 井谷 哲也 氏

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本日はパナソニック テクニクス事業推進室の井谷氏にお願いをしました。
皆様ご存知かと思いますが、テクニクスはパナソニックのオーディオブランドになります。

2015年にオーディオ復活の狼煙としてリファレンスシリーズを発表し、H.A.L.3では常時展示を開始いたしました。
私が入社した時にはセパレートアンプも後期の時で印象に残っているのはやはりターンテーブルのSL-1200MK3になります。
そのテクニクスのオーディオ復活の影にはこの井谷氏の存在が大きいと思います。

その後に強烈に印象を残したのはテクニクス50周年モデルSL-1200GAEでしょう。
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テクニクス側も予想を上回る反響で、弊社としても台数を確保できずお断りさせていただくぐらいあっという間に完売となりました。

それからフラッグシップのアナログプレーヤーSL-1000RとSP-10R

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こちらの製品は発売前に宇都宮の工場見学もさせていただいております、モノづくり日本というのを改めて感じることができました。

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私も数台納品させていただいておりますし、常時展示、そしてイベントでも多く使用させていただきました。
SL-1000Rを3台用意したアームの試聴会は今でも記憶に残っております。

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既に多くの製品を販売しておりますが、最近ではCD/SACD PLAYERのSL-G700が高い評価を得ております。

井谷氏とは話をさせてもらう機会も多いですが、一度ご来店された時に私が気に入っている和田 明氏のLPをお渡ししたところ、気にっていただき色々な催事でご使用いただいているとのことです。

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テクニクスさんとは今までもいろんなご縁があり話が尽きませんので、これぐらいにさせていただき井谷氏のソフトご紹介をお楽しみください。

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テクニクス CTO 井谷 哲也 氏 セレクト

この原稿を書いている5月の中旬は、例年ならばミュンヘンのハイエンドショーで新製品の発表をしている時期です。今年も色々と新ネタを仕込んでいたのですが、早々と中止が決定。残念ですが非常時の為に仕方ありません。 そんな中、“STAY HOME”で、休日は普段以上にオーディオに没頭できているのが心の救い。私が最近よく自宅で楽しんでいるレコード3枚を紹介させていただきます。

ベルリンフィル

Berliner Philharmoniker/Kirill Petrenko Peter

Tchaikovsky Symphony No.6 “Pathétique”

ディスクナンバー
アナログ:BPHR190262 SACD/CD: BPHR190261

ベルリンフィルメディアとTechnicsは2017年から協業関係にあり、我々は彼らからクラシック音楽の録音や編集など色々と勉強させて頂いています。そういう事もあって、このシリーズの“ベートーベン交響曲全集”や“アバドのラストコンサート”など、SACD、CD、ハイレゾ、LPと買い揃えて聞き比べていますが、その中でもこの“悲愴”は屈指のクオリティー。特にアナログ盤の仕上がりが今までとは全く異なって、SACDやハイレゾに比べて音質的に勝っていると感じています。元々の音源は192KHz24bitなのでハイレゾの方が有利なはずなのに、面白いものですね。  今まで同様Emil Berliner Studioでのカッティングですが、クレジットに今までなかった“Half-Speed Mastering”と表記してあるので、それが奏功しているのかもしれません。  ライブ録音で、奥行き・広がりも良く出ていて、フィルハーモニーで聴いているような感覚に酔えます。特に第3楽章が圧巻で、このオケのパワーと指揮者の統率力によるダイナミックで精緻な演奏は聴いていて本当に気持ちが良い。 ベルリンフィルが次代のシェフにペトレンコを選んだ理由に納得。今後に期待を感じさせる仕上がりです。

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Melody Gardot My One And Only Thrill

ディスクナンバー ORG-161

同タイトルのCDを買ったのが約10年前、この人が話題になって来た頃でした。なんだか不自然なビブラートが耳について好きになれなかったのが一転したのが2年半程前、SL-1000Rの試作機を持って評論家先生のご意見を伺いに行脚していた時。某先生に聴かせて頂いたOriginal Recording Groupの45rpm版で彼女の魅力に開眼しました。CDでは不自然だった彼女のビブラートが繊細さを増して、更に息遣いの気配まで。彼女のボーカリストとしての拘りが良くわかり、没入度合いが全く異次元です。

45rpm版は国内で手に入らず悶々としていたのですが、昨年北米出張時に発見し即購入。以来愛聴盤になっています。後発のLive In Europeも同様にお勧めです。

heart

HEART Little Queen

ディスクナンバー  JR34799

彼女たちがこのアルバムに入っている“バラクーダ”で日本デビューしたのが1970年代後半、私は学生でした。当時ノーランズやランナウェイズといった“ビジュアル優先”のガールズバンドが日本に入ってきていた頃で、その類のチャラい(ファンの方ごめんなさい)バンド、という認識しかなかったのですが、たまたま彼女たちがUSケネディーセンターで“天国への階段”を演奏しているのをYouTubeで見つけてその実力を再認識。それ以降気にしていて、何かのついでに中古屋で発掘したまま眠っていたのを、最近ひっぱり出して聴き出しています。歌唱力もバックの実力も、トータルの音楽性も“もっと評価されていてよかったな”と・・。デビューアルバムの“Dreamboat Annie”は2016年にアナログで復刻していて今も購入可能です。  70年代の洋楽・J-POPは私の音楽の原点。当時お金もなくてレコードも多くは買えず、ラジオでしか聴けなかった音楽も、中古で安く買えるレコードを今の機材で聴き直すと新しい発見が多々あります。これからも機会を見つけては少しずつ発掘していこうと思っています。(暫くはHEARTを掘ります!)

井谷氏コメント

オーディオを趣味とされている方々の中にも、医療関係や生活基盤維持の業務に就かれて、感染リスクを負いながらも我々の命を守る為に、この瞬間も大変な思いでお仕事をされている方も多いと思います。この機に感謝の意を表したいと思います。 “ありがとうございます。くれぐれもお気をつけて頑張ってください。”

島コメント

この度はご協力ありがとうございました。
最初に行ったイベントから早5年経ちます。早いものですね。
テクニクスさんのスタッフの努力にはいつも驚かされます。
開発スタッフは井谷さんのようなベテランもいらっしゃいますが、若いスタッフも多く今後楽しみです。
引き続き井谷さんが培ったテクニクスの技術を若い人たちに引き継いでもらい、素晴らしい製品を世に送り出してください。

これからも何卒よろしくお願いします。

DYNAMIC AUDIO 5555 島 健悟

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