STAY HOME WITH NICE MUSIC ~音楽を楽しもう~VOL. 20 アキュフェーズ 大貫 昭則 氏

VOL. 20 アキュフェーズ(株)

製品企画部 部長 大貫 昭則 氏

プロフィール写真

弊社ダイナミックオーディオは2018年6月1日にアキュフェーズ社と取り扱いを開始いたしました。早いもので丸2年経過しようとしております。先行して5月にアキュフェーズ本社に表敬訪問をさせていただきました。色々ご案内いただき、最終的に試聴室でアキュフェーズ各製品を試聴させていただきました。その時にお話いただいたのが大貫氏でありました。

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取扱い開始時に制作したページはこちら

その後すぐにお店で勉強会もやっております。

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2018年のマラソン試聴会の私の時間に初お披露目させていただきました。その時にご参加のお客様に既に使用されている、もしくは過去使用したことのある方に挙手をいただきましたが、その多さに驚かされました。この時アキュフェーズ関係者の方も多くご参加いただいておりかなり驚いておりました。

まだ2年ですが、思い出深いイベントは「Accuphase History ~平成ラストイベント~」
になります。

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詳細はこちら

この時のイベントに大貫氏にご参加いただきました。特に設計に携わったイコライザーDG-58の解説は興味深いものでした。
A級とAB級の違いというところも面白かったですね。

この2年で大貫氏とお話する機会も多く、非常に勉強させていただいております。

今回はその大貫氏にアキュフェーズを代表してセレクトいただきました。

是非ご覧ください。

アキュフェーズホームページはこちら

アキュフェーズ(株)製品企画部 部長 大貫 昭則 氏 セレクト

はじめまして、アキュフェーズ株式会社、製品企画部の大貫と申します。

では、お勧めのディスクを紹介させて頂きます。

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ロッシーニ: 弦楽のためのソナタ集

品種       :CD×2枚

販売   :ユニバーサル・ミュージック

レーベル          :DECCA

番号   :PROC-1908

発売   :2015年11月4日

録音   :1978年10月21〜27日

場所   :スイス、ラ・ショードフォン

備考   :タワーレコード限定

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ロッシーニ: 弦楽のためのソナタ集

品種       :LP×2枚

販売   :キング・インターナショナル

レーベル          :Analogphonic

番号   :LP43030

発売   :2019年11月15日

録音   :1978年10月21〜27日

場所   :スイス、ラ・ショードフォン

備考       :プレス=ドイツ・パラス

まず一枚目は、私が入社した頃の思い出のディスクで「ロッシーニ:弦楽のためのソナタ集/アッカルド」です。

こちらのディスクは試聴室にあった試聴用のLPなのですが、どの曲もとても明るくて美しいヴァイオリンの演奏が楽しめる良い音源です。ヴァイオリニストはイタリア・トリノ生まれのサルヴァトーレ・アッカルドさん、イ・ムジチ合奏団のコンサートマスターを努めたことでも有名です。
このアルバムは長らく廃盤となっており、1995年のハイサンプリング・ディジタル・リマスターCDの発売を最後に20年のあいだ新しいものは発売されておりませんでした。その後レコードやCDはプレミア価格が付いて幻のディスクとなりました。
しかし2015年、ユニバーサル・ミュージックより待望のCDとLPが発売となりました。

今回の復刻盤はとても手が掛かっており、オリジナルのアナログ・マスター・テープから、高性能ADコンバーターにて192kHz / 24bitでディジタル化を行い、マスタリング工程にて、なるべく原音に忠実に音質を整え、慎重に製品化したとのこと。

この音源の制作に携わった方々へお礼のことばです、「素晴らしい音楽作品をありがとうございました。」

今回のCDを聞いて感じることは、音楽の瑞々しさが失われていないことです。とても躍動的で音楽の推進力があり、40年近くのブランクを感じることなく音楽に没頭できるのです。また、アッカルドさんのヴァイオリンの超絶なテクニックもさることながら、それを上回る豊かな音楽表現が一番の聴きどころではないでしょうか。

2019年にはLPが再発売され、現在のところどちらの音源も楽しむことが出来ます。このディスクは、Analogphonicレーベルからの発売、ドイツ・パラスでのプレスとなります、こちらもお勧めの音源です。

こちらは、発売当時のPHILIPSロゴが入った仕様となっておりますので、針を落としたら、ジャケットを眺めながら自分だけの時間を過ごされては如何でしょうか。ちなみにタワーレコード限定のCDは、フィリップス原盤ですがPHILIPSロゴはDECCAのロゴに替わっています。

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21世紀の精神正常者たち/モルゴーア・クァルテット

品種       :CD

販売   :日本コロムビア

番号   :COCQ84964

発売   :2012年6月20日

録音   :2012年2月23日、3月12日、4月10日

場所   :ワンダー・ステーション・スタジオ

クリムゾン

クリムゾン・キングの宮殿(50周年記念エディション)/キング・クリムゾン

品種   :LP×2枚

販売   :WOWOW

番号   :IEPS-13

発売   :2019年12月25日

ニューサウンズ

ニュー・サウンズ・イン・ブラス2020/東京佼成ウインド・オーケストラ

品種       :CD

販売       :ユニバーサル・ミュージック

番号       :UICZ-4471

発売   :2020年5月13日

二枚目は、ジャケットに惹かれて購入した「21世紀の精神正常者たち/モルゴーア・クァルテット」です。ジャケットは1969年に発売された「キング・クリムゾン/クリムゾン・キングの宮殿」そのものなのです。
演奏しているモルゴーア・クァルテット(MORGAUA QUARTET)は、もともとショスタコーヴィチの15曲の弦楽四重奏曲を演奏するために、東京フィル、東京シティ・フィル、N響のトップメンバー4人で結成した楽団で、このアルバムのジャケットは、メンバーの顔写真からCG合成して作り上げたそうで、まつ毛の生え際までリアルに再現されているので気持ちが悪いくらいです。10曲からなるこのアルバムは、キング・クリムゾンが3曲、ピンク・フロイドが2曲、その他プログレッシブ・ロックの有名な曲をクラシックで表現した意欲作なのです。その一曲目が、デビュー・アルバムの「21世紀の精神異常者たち」から始まります。この曲は多くのバンドにカバーされています、また最近ではペプシコーラの宣伝で耳にすることができます。

さて曲の印象は、4人の演奏者の高いテンションからくる緊張感があり、緩急のあるメリハリの効いた演奏で、次はどうなるのか期待感をもって聞き進めることができます。

しかしながら、ショスタコーヴィチと共通の難解な部分もあるので一筋縄ではいかないのが更に奥深く面白いところです。これは聴く音楽の幅を広げるチャンスですので、是非チャレンジしてみて下さい。

音質面に関しては、ジブリ映画でおなじみの久石譲氏の作品のほとんどを手がけている代々木のワンダー・ステーション・スタジオでの収録です。

とても明瞭でちょうどよい距離感を持ったステージ感のある録音です。

5月13日に発売されたCD「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2020/東京佼成ウインド・オーケストラ」の2曲目にも「同曲」がカバーされています。

50本ほどの管楽器から繰り出す分厚い演奏が楽しめます、こちらもお勧めです。

大貫氏コメント

こんな時には、今まで聞かなかった音楽を愉しむのも良いですね。いろいろな発見があってワクワクしますよ、皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。

我が家では、ため込んだ未開封のCDを朝から楽しんでいます「こんなに買ったかな?」というほどあるので当分楽しめます。それ以外は家族と一緒にリビングで過ごすようにしています、こんな時間も大切ですね。

最後にこの厳しい状況から一日も早く抜け出せるよう、みなさん頑張って参りましょう。

島コメント

この度はご協力ありがとうございます。
非常に興味深く拝見させていただきました。
まだ2年ですが、今まで以上にお客様と出会うきっかけをくれたアキュフェーズです。
まだまだ勉強不足なところもありますが、何卒ご教授ください。
またイベントでお呼びすることになるかと思いますが、大貫節をよろしくお願いします。
改めて今後ともよろしくお願いいたします。

DYNAMIC AUDIO 5555 島 健悟

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