夜までJORMA DESIGNイベントレポート

11月17日シーエスフィールドオーディオショーの一環としてヨルマデザインのケーブルにスポットをあてた試聴会を開催いたしました。

ご参加いただいたお客様へはこの場をお借りして御礼を申し上げます。

当日のプログラムをご報告いたします。

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使用システム

CD/SACD PLAYER
LUXMAN D-08U¥1,100,000(税別)

ANALOG PLAYER
KUZMA STABI S COMPLETE SYSTEM3 アドバンス¥1,480,000(税別)

フォノイコライザー
ELECTROCOMPANIET ECP-2 ¥430,000(税別)

PRE AMPLIFIER
ELECTROCOMPANIET  EC4.8¥720,000(税別)

POWER AMPLIFIER
ELECTROCOMPANIET NEMO ¥2,800,000(税別)

SPEAKER
PENAUDIO SERENADE SIGNATURE ¥2,200,000(税別)

*プリ、パワー間はPRIMEに固定

■AC LANDA 3モデル比較

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AC LANDA CU II 1.0m ¥180,000(税別)

AC LANDA SG II 1.0m ¥214,000(税別)

AC LANDA RH II 1.0m ¥248,000(税別)

*(使用したケーブルは全て1.5mとなります。)

ヨルマデザインで一番ユーザーが多いのは、電源ケーブルになると思います。
電気安全法(PSE)をしっかりとっている数少ないブランドになります。
開発に関しましては100Vでのチューニングを施し、日本向けモデルとしてしっかり作っております。

3本のケーブルの違いはシーエスフィールド取扱いJODELICAのプラグのメッキによる違いとなります。
CU IIは無メッキ銅プラグ、SG IIは銅と銀メッキの銅プラグ、RH IIは金、銀、銅、ロジウムの4層メッキの銅プラグになります。
この違いだけで大きく音に変化をもたらします。
情報量、奥行、そして響き。また音の高低。お客様の意見もお伺いさせていただき、非常に参考になりましたが、それぞれに特徴を感じていただけたのではないかと思います。

*電源ケーブルの比較はラックスマンのCD/SACD PLAYERを使用しております。

■ラインケーブル 3モデル比較

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ORIGO XLR 1.0m   ¥630,000(税別)

PRIME XLR 1.0m ¥1,300,000(税別)

STATEMENT XLR 1.0m ¥1,800,000(税別)

(使用したケーブルは1.5m、2.0mになります)

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スピーカーケーブルはORIGOに固定して、ラインケーブル3機種比較させていただきました。

ORIGOは価格も含めて非常にクオリティの高いケーブルであることは間違いないですが、やはり上位モデルのクオリティはさすがといったところです。

PRIMEに関しては、バイビー・クアンタム・ピューリファイヤーをケーブル途中のWOOD部分に中に採用しており、そのキャラクターが出ているようにも感じます。

STATEMENTはウッド部分はダークウォールナットで、中では特殊な処理は行っておりません。WOOD部分に関しては、PRIMEはウォールナット、ORIGOはオーク、UNITYはメープルとなっており、ここでも音のチューニングが施されております。
STATEMENTは艶、空間表現、奥行感、そして響き、どれをとっても世界観が変わってしまうほどのサウンドです。線材は銅にこだわっておりますが、導体の純度が変わっております。このSTATEMENTの実力はご参加されてあお客様も驚かれておりました。

■スピーカーケーブル 3モデル比較

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ORIGO SPK 1.5m ¥1,060,000(税別)

PRIME SPK1.5m  ¥2,130,000(税別)

STATEMENT SPK1.5 ¥2,650,000(税別)

(使用ケーブルは2.0m、2.5mなど)

ラインケーブルよりも顕著に違いが出たように感じます。エネルギー感、ステージ感、そして質感ともにグレードの差を出してくれました。ここでもPRIMEは独特な個性を感じることができました。ORIGOの純粋な上のモデルはSTATEMENTになるのかと思います。

ヨルマデザインは日本に入ってきて既に13年。NO1、NO2、NO3で日本デビュー。遅れること数年してPRIME。それから新しいラインナップとしてORIGO、UNITY、STATEMENT、DUALITYを出してきました。その中でもNO3とPRIMEは初期の段階からあり、ロングランモデルとなっております。
そういったところからするとヨルマデザインのサウンドも少しづつ方向性が変わってきておりますが、それでもヨルマワールドが作り出す音楽性はゆるぎないところではあります。

■PHONO CABLE比較

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PHONO CABLE 1.2m ¥450,000(税別)

ここ最近話題のフォノケーブルをご試聴いただきました。5万円ぐらいのフォノケーブルとの比較になりますが、ここまで違うのかという世界を作り出してくれました。
今までDIN端子での設計は難しいということでしたが、満を持しての発表となりました。

クラス的にはSTATEMENTクラスといっても過言ではないケーブルではないかと思います。

ただカートリッジにも個性があるようにケーブルにもかなり個性がありますので、音の艶やかさや広がりを求めるお客様には向いておりますが、アナログ的な濃さを求めるお客様は少し美音過ぎるかもしれません。個人的には非常に好みです。会場の雰囲気が本当に良く伝わってきます。

今回ワンブランドかつケーブルだけのイベントは初めてでしたが、非常に興味深いイベントとなりました。ORIGOもかなりのハイエンドケーブルではありますが、それを凌駕するSTATEMENTの実力。ケーブルの優先順位ということに関しても改めて考えさせられます。
ケーブルは名脇役ということで私も良く口にしてきました。何故かというとケーブルの主張が強すぎると機器の魅力は減ってしまう場合もあります。しかしその反対でケーブルにより、今まで感じることができなかった世界を感じることができます。この価格であれば機器をグレードアップしたほうが良いのではないかというご意見があって当然なところもあります。しかしケーブルにより本来持っている機器のクオリティを生かすことができるということも良く解ります。ケーブルブランドによっては、価格が上がると存在感が強くなり、低域が出過ぎたりするケースもありますが、このSTATEMENTは全くそういったことを感じさせません。
機器のグレードを上げても出てこない魅力まで感じました。

ヨルマデザインのSTATEMENT。そしてその他スーパー・ハイエンドケーブルが違う感動をもたらしてくれると思います。
脇役ではなく、しっかりとした主役にもなりますので、是非ケーブルにも興味をお持ちいただければと思います。

当日の使用ソフト

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2018年11月18日 Dynamicaudio 島 健悟