天ノ視点-DELA新製品-

皆様こんにちは。
さて、DELAの新製品が先日発表されました。

DELA  N10 希望小売価格¥648,000(別)


※9月17日(午前中)までの特別展示

現在、DELAはフラッグシップモデルとしてHA-N1ZS20/2Aを同時に進行していますが、その下の価格帯としてHDDモデルのHA-N1ZH30/2があります。価格的には、この二機種の間の製品という事になりますが、製品の音質に対するアプローチが異なります。

<N10仕様>

容量 HDD 3TB x 1
サイズ ヘッドユニット   215×61×269 mm

リニア電源ユニット 215×61×273 mm

重量 ヘッドユニット   約 3.5kg

リニア電源ユニット 約 5.0kg

入出力端子 USB 2.0 タイプA フロント x 1 リア x 2

Gigabit Ethernet 対応LAN x 2

電源 専用リニア電源ユニット 入力AC 100V 0.4A 50/60Hz
希望小売価格(税抜) 648,000円

大きな特徴としては、やはり、別筐体となった電源ユニットです。
ミュージックサーバーはかつてNASと呼ばれていた時代から、その音質を向上させる為に様々な手法が試されてきました。その中で最も大きな課題であったのが「電源」です。NASにしても、PCにしても、光学ドライブにしても、電源はデータ再生にとって大きなポイントで、その他のオーディオ機器と比べると、どうしてもスイッチング電源であったり、アダプターであったりと少し弱くなってしまい、私たち販売店や実際に使われている皆様が工夫をして行っているのが現状です。DELAはPC周辺機器製品ではなく、オーディオ製品としての思考が強く、最上位クラスのN1Zでは、筐体や電源にオーディオクラスと同等の部品を使用してきましたが、今回のN10では、贅沢にパワーサプライを別筐体として用いて、保存媒体としての大きな役割の他に、再生機器としてもその音質を向上させてきました。

廃部容量はHDDの3TBが一枚入り、バックアップ等は別筐体の外付けをご用意頂く形になります。

<N10の音>
さて、大事な音色に関してですが、N1Zと比較をしていませんので、どちらの方が良いという評価は出来ませんが、一聴して感じるのは音の静寂さです。HDDが採用されいるので、SSDに比べて、少し粗い音色になるのかな?と思いつつも、とても静かで、落ち着いた音色です。音に厚みがあり、密度感が良いです。これは、電源のアプローチと筐体によるものでしょうか。今回は、N10とCHORDのDAVEをUSBで直接接続した場合とAccuphaseのDP-750のUSB入力に接続をした場合、ESOTERICのN-01にミュージックサーバーとしてHUBを介した形の三通りを試聴致しましたが、いずれの時も、各機器の特色を出しつつも、N10としての面白さを充分に感じる事が出来ました。N1Zに比べると、少し音を作っているのかなぁと思いつつも、ハイエンド製品として考えると、とても魅力的な音をしています。

<今後のDELA>
こうなると気になるのは、今後のDELAの商品構成です。DELAは横長の一筐体の仕様で商品を作っており、おそらく、これまで同様にこの製品は作られていくと思います。今後、N10のSSDモデルが出て、価格的に最上位になるかと予想をしていましたが、DELA曰く、今のところ、そういった計画はないとの事でした。N10はこれまでのDELA製品とは少し違ったコンセプトの製品として行っていくとのことでした。

データ再生主流と言っても過言ではない今において、ストレージに数十万?!という考えは少しづつ薄れていき、一つのハイエンドオーディオ機器として、こういった製品が出てくるのはまさに「時代」なのでしょうか。

ちなみにN10本体と電源をつなぐDCケーブルは50㎝の短いものが付属されています。今後、長いケーブルも作る可能性があるという事ですが、現状では、並べておくか重ねて使用することになります。(重ねる場合は電源が熱を持つため上段になります。

N1Zとの比較はできませんが、N10の試聴は行って頂けますので、ご興味ある方はこの機会に!

Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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