天ノ視点-Platanus3.5S-

皆様こんにちは。
ここ最近、アナログ関連の更新が多い天ノ視点ですが、ちゃんとデジタル系も頑張ってますよ!

という事で、本日は、4FおすすめのカートリッジメーカーPlatanusより、新製品が登場しましたので、ご紹介致します。

<カートリッジメーカーPlatanus>
Platanus(プラタナス)は日本のフォノカートリッジデザイナーである助廣哲也氏によるオリジナルブランドです。助廣氏はこのプラタナスを立ち上げる前に、ハイエンドメーカーにてカートリッジの設計製造に携わり、その技術を学びました。2012年にPlatanusを立ち上げて、最初のモデルPlatanus2.0Sを発表します。
4Fは発売当初からその音色に惚れ込み、普段の営業、各種試聴会等でも度々ご紹介をしてきました。アルミ合金で作られた筐体、同じくアルミのカンチレバー等、剛性にこだわり、これまでに感じたことのない正確で生々しい音楽を聴かせてくれるカートリッジは多くのハイエンド・アナログファンに認められた逸品になりました。

<待望の第二作目>
Platanus2.0Sで一気に知名度が高まったPlatanusですが、定価36万円となかなかのお値段で、手を出し辛い…といったお声も少なくありませんでした。
そして、今回登場したPlatanus3.5Sはその弟分として登場し、その定価は24万円と多少お手頃になりました。
A7075アルミ合金/A6063アルミ合金の二筐体構成、カンチレバーにA2017アルミ合金テーパー形状中空パイプと助廣氏のこだわりが詰め込まれた2.0Sから、筐体をA6063の一体生成、カンチレバーにはボロンを使用する等、具材面でコストダウンを図ると共に、ブラス製スタビライザーを圧入することで十分な剛性を確保する等、上位機である2.0Sに肉薄する音色を目指した仕様になっています。

それぞれのスペックを記載しますので、比較のご参考になさって下さい。

  • 製品名 3.5S 定価¥240,000(別)
  • 製品種別 MC型フォノカートリッジ
  • 発電形式 鉄芯入りムービング・コイル型
  • 出力電圧 0.4mV (3.54cm/sec., rms, 45°)
  • 再生周波数 10 ~ 50,000Hz
  • インピーダンス 4Ω
  • チャンネルセパレーション 30dB以上 (1kHz)
  • チャンネルバランス 0.5dB以内 (1kHz)
  • カンチレバー φ0.26mmボロン
  • 針先 ダイヤモンド/ラインコンタクト (曲率半径 3μm x 30μm)
  • マグネット ネオジウム
  • 筐体 A6063アルミニウム合金
  • 針圧 1.9 ~ 2.2g (標準 2.0g)
  • コンプライアンス 7μm/mN (100Hz)
  • 自重 12g
  • 付属品 M2.6ステンレス六角穴付ボルト (8mm,10mm,12mm)各2本, 六角レンチ

 

  • 製品名 2.0S 定価¥360,000(別)
  • 製品種別 MC型フォノカートリッジ
  • 発電形式 鉄芯入りムービング・コイル型
  • 出力電圧 0.3mV (3.54cm/sec., rms, 45°)
  • 再生周波数 10 ~ 50,000Hz
  • インピーダンス 2.5Ω
  • チャンネルセパレーション 30dB以上 (1kHz)
  • チャンネルバランス 0.5dB以内 (1kHz)
  • カンチレバー A2017アルミニウム合金, テーパー形状中空パイプ
  • 針先 ダイヤモンド/ラインコンタクト (曲率半径 3μm × 30μm)
  • マグネット ネオジウム
  • 筐体 A7075アルミニウム合金 (ベース部), A6063アルミニウム合金 (カバー部)
  • 針圧 1.9 ~ 2.1g (標準 2.0g)
  • コンプライアンス 7μm/mN (100Hz)
  • 自重 16g
  • 付属品 M2.6ステンレス六角穴付ボルト(8mm,10mm,12mm)各2本,  六角レンチ

<2.0Sとの比較試聴>
やはり気になるのは3.5Sと2.0Sの音質的な比較ですね。
2.0Sは先に出た上位機種にあたりますが、全てにおいて2.0Sの方が勝っているという事でもなさそうです。

◇2.0Sの音質的な魅力◇

筐体に種類の違うアルミを贅沢に使用した音の細やかさと密度感、それに伴ったグルーブ感。
引き締まった低域や音楽の微妙な抑揚をちゃんと表現してくれて、レコード再生ならではの生々しさを感じることが出来ます。現代的なレコード再生ならではの良質な音色を持ち、音楽にこだわらず使用することが出来ます。スピーカーでいえばアルミ筐体密閉型のようなイメージです。重量感のある大編成のクラシックや、雰囲気をしっかり出したいシンプルな女性ボーカル等は聴きごたえがあり、思わず音楽に酔心したくなります。
レコード

◇3.5Sの音質的な魅力◇

さて、では3.5Sの音はどうでしょう。
まず一聴して感じたのは元気の良さです。2.0Sの時にはない、跳ねるような音色が何とも音楽を楽しくしてくれます。細やかさや、堅実さは2.0Sに劣るものの、音楽によっては、3.5Sの方が楽しく音楽を聴くことが出来ました。今回の色々なジャンルの音楽を試しましたが、Stevie Wonder/Key of LifeよりSir,Dukeは冒頭のブラスの弾けるようなサウンドとバックのキックドラムのキレ、ベースの存在感が2.0Sよりも好印象でした。このあたりは、カンチレバーの素材のキャラクターなどもあると思います。
レコード2

以上がPlatanusのご紹介です。
この二機種は、おおよそ4Fに常設しています。(タイミングによってご試聴頂けない場合もありますのでご試聴希望の場合は事前予約をおすすめ致します)
比較試聴なども承ります。

Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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