試聴レポートVOL.134 Aurorasound VIDA Supreme

VIDASUPREME

Aurorasound VIDA Supreme

H.A.L.3で多くのお客様にご愛顧いただいておりますフォノイコライザーのVIDAですが、昨年フラッグシップモデルに進化しました。それがVIDA Supreme

そこで今回改めてVIDA及びVIDA Supremeをご紹介させていただきます。

VIDA MM/MC 対応 フォノイコライザー ¥328,000(税別)

VIDA Supreme   MM/MC 対応 フォノイコライザー ¥900,000(税別)
*オプションカードあり

メーカーホームぺージはこちら

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最初にVIDAを紹介させていただいたのは2013年7月となります。

当時のレポートはこちらをご覧ください。

私がほれ込んだ点として

1)デザイン

本体はウッドケースになっており、懐かしさを覚えてしまうデザインです。
また本体のサイズは通常の機器よりもコンパクトなっており、かわいらしさもあります。
電源部は別になりますが、余裕があれば離して設置したほうがよろしいかもしれません。

2)機能面

実はありそうでないのが、MUTEスイッチ。カートリッジを下ろす際にヴォリュームを上げ下げするお客様も多いかと思いますが、このMUTEスィッチがあると非常に便利です。
イベントでも非常に重宝します。

フロント側では、
カートリッジデガウス(カートリッジの消磁機能)
STEREO/MONO切り替え(モノラルの盤でしたら是非MONOのポジションで)
サブソニック(状態の悪い盤などの際や録音によって低域が気になる時に使用)
MC/MM切り替え
MCインピーダンス(MC使用の際にHighとLowの切り替え)など必要な機能は前面についております。

3)オプションの豊富さ

オプションで色々なお客様のニーズにお答えすることができます。

例えばダブルアームで使用する場合両方MCのカートリッジを使用したい
→MM入力をMCに変更も可能です。
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4)コストパフォーマンスの高さ

日本製品ということ、そしてお一人でやられているということもあり、LCRでありながらこの価格が実現。

5)サウンド

やはりサウンドが一番重要なところではありますが、情報量が多いかというとそう感じないかもしれません。当たり前にアナログサウンドを楽しませてくれるということ。そして全体的にクオリティーが高く、音楽に左右されない。またカートリッジの相性などもあまり気にしないで使用できます。最近ではアナログサウンドが高解像度系と暖色系に分かれておりますが、良い意味で中性的であり、それでいてしっかり楽しませてくれます。
ご本人様は音楽の演奏家でもありますので、そういったところも音楽性として出ている感じがします。

またここ最近ではVIDA専用のDCケーブルSPC-VIDAが発売されました。
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SPC VIDA ¥40,000(税別)

情報量が上がり、見通しが良くなります。

VIDAのお話はここまでにさせていただき、VIDA Supremeに話を戻させていただきます。

昨年の2017年末にVIDA Supremeは発売されました。

VIDASUPREME

サイズは横幅420mmと通常のサイズになりました。

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電源部 本体への供給は2本のDCケーブルで給電

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カートリッジデガウス(カートリッジの消磁機能)
サブソニック(状態の悪い盤などの際や録音によって低域が気になる時に使用)STEREO/MONO切り替え
GAIN切り替え(HIGH +8db)

オプション仕様で最大4系統の入力になります。

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背面パネル

完全L/R独配置

標準ははMM入力とMCのローインピーダンス(14Ω以下)入力

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オプション
●逆RIAAフィルター(写真左)¥42,000(税別)
CDやDACなどのデジタル機器のアナログ出力をカートリッジと同じRIAA特性に変換

●MCカートリッジ RCA(写真右)¥100,000(税別)
ハイインピーダンス15Ω以上

●MCカートリッジ XLR ¥100,000(税別)

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本体天板部分の黒いカバーを外すとモジュールが刺さっているのを確認できます。

仕様

入力 MM ゲイン  40dB  負荷インピダンス切り替え  47kΩ/14kΩ  100pF/0/330pF
MC ゲイン   62.5dB カートリッジインピダンス14Ω以下に対応
オプション 2スロット
出力 ラインレベル  RCAアンバランス、XLRバランス (1/GND, 2/Hot, 3/Cold)
出力インピダンス RCA 47Ω,  XLRバランス 47Ω
RIAA偏差 10Hz -20kHz   +/- 0.25dB
入力換算ノイズ MC -144dBV,   MM -126dBV
THD+N MC 0.008%,    MM  0.008%
各種機能 ゲイン切り替え Highで +8dB
サブソニックフィルター -12dB/oct. 20Hz
カートリッジデガウス  パッシブ型
ステレオ・モノ切り替え (L/R信号をミックスし、縦方向の振動をキャンセルする)
MUTE (使いやすい大型MUTEボタン)
オートMUTE機能 (外部からのショックやホットプラグ時のノイズに対して自動でMUTE
をかけ、スピーカやアンプにダメージを与えないよう保護する)
大きさ 本体 W420 x D350 xH106mm
電源ユニット W270 xD154 xH85mm  突起物含む
重量 本体 9.2kg
電源ユニット 3.2kg
消費電力 AC100V  50/60Hz  60W
PSUケーブル長 約95cm  2本

基本のルンダール社製のRIAAフィルターコイルはそのまま使用しておりますが、やはりSupremeと型番をつけただけあり別世界に作り込まれております。
実は試作機の段階で聞かせてもらいましたが、まったく違ったスケール感で発売を楽しみにしておりました。

本機が仕上がった時にはそのデザイン性も良く、背面も非常に美しいレイアウトになっておりました。
まずはS/Nの良さ、そして情報量の向上など大きく進化しております。
また全体的なスケール感もあり、ダイナミックさを感じることができました。
ただVIDAの暖かさというところからするとこのSupremeは少し現代調に仕上げているような感じも受けます。アナログの路線はOrtofonやGRADO的なサウンドもあれば、Phasemation、MYSONICなどの現代的なサウンドもあると思います。
やはりカートリッジ、アーム、そしてフォノイコライザーの組み合わせということで変わってくると思いますが、やはり必要なクオリティというのはこのVIDA Supremeをご試聴いただけると感じ取っていただけると思います。

店頭に常設しておりますので、お気軽に試聴リクエストいただければ幸いです。

都内近郊でしたら持ち込み試聴も承りますので、ご相談ください。

Dynamic Audio 島 健悟

ユーザー様ご紹介

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